The 1975「I like it when you sleep, for you are so beautiful yet so unaware of it」歌詞全曲日本語訳

1. The 1975
 
下りて行く 柔らかな音 深夜 ヘッドライト
外気で遊んでる 髪がそよぐ 
下りて行く 柔らかな音 
私の気持ちにもなれって?
それよりもヤりたいんだ
口は塞がれてるから 君は鼻で息をする
 
2. Love Me
 
なあ 外に出たくならないのか?(ああ)
今ネットの友達と一緒にいるからさ
僕らで変えたい事も有るし
それから君は飛行機の中で自分の記事を読んでる自分自身を見つけるんだ
名声も なんだこれ!って事も
まあ目は離さずに
 
僕を愛して
それが君のしたいことなら
 
飛行機で自分の事を読んでいたんだね
気分転換に名声的な記事を
まるでカーダシアンな威勢の良さでファッションにのめり込んで 薬でハイになるのもやめられなくなって
 
君は綺麗な顔だけど 大した事も言えないだろ
「有名人だそうだね 友達になろう 
それから演じるんだ 何か大切なものを持って
やりたい事をやる僕らを」
「僕らは示すんだ
受けいれてきた当たり前が堕落していることを」
なあ なあ そうだろ いや違うな
 
僕を愛して
それが君のしたいことなら
 
カレンダーを見るのなんてやめて 
人にあげてしまえ
あいつらを自分の足で立ち上がらせる男になるんだ でかい声で叫べ
 
そして僕を愛せよ
なあ
僕を愛すんだ
君がそうしたいなら
 
3. UGH!
 
なあ 部屋を歩き回るのはやめてくれ
人の顔を自分の鏡みたく使うのもさ
君が煙で肺を一杯にしたいのは
君のガムが感情を無くしちゃった時から
知ってるけど
でも また諦めるなんて言うなよ
「カード持ってる?」
不整脈が正しく戻っていくのがわかる
この下痢は僕を共感出来ない様にするから まともでいることも 
クスリを止めることも出来ない
 
僕の心の中に居続けるのは君だけだ
二度も僕の人生を乗っ取って
性的能力も消えていくし
僕のこと 助けてくれるはずだろ
お金が無いよりは良いって言ったけど 
あれは嘘だよ
気づくのにはしばらくかかったんだ
もうやめられないって事に
 
この会話はもうキャッチボールにもなってない
でも君が話を終えるまでは待ってる
僕からもまだ話せる事はあるしね
僕のこととか 車とか生活のこと
それからどうやってアレを止めるかってこと
 
僕の心の中に居続けるのは君だけだ
二度も僕の人生を乗っ取って
性的能力も消えていくし
僕のこと 助けてくれるはずだろ
お金なんて無い方がいいって言ったけど 
あれは嘘だよ
気づくのにはしばらくかかったんだ
もうやめられないって事に
 
クスリをキめても直ぐシラフに戻ってしまうし
この歌もあと三分しか残ってない
携帯を失くしたみたいだから 僕のにかけてみてくれないか
クスリをキめても直ぐ元通りだし
この歌もあと三分しか残ってない
間違ってるんだろうけど 一つだけくれないか
 
僕の心の中に居続けるのは君だけだ
二度も僕の人生を乗っ取って
性的能力も消えていくし
僕のこと 助けてくれるはずだろ
お金なんて無い方がいいって言ったけど 
あれは嘘だよ
気づくのにはしばらくかかったんだ
もうやめられないって事に
 
もうやめられないんだ
 
4. A Change Of Heart
 
起きてる?
こんなに酔っ払うには歳をとりすぎたかな
最初は身体目当てだったけど 理由の一つってだけ
 
いい加減にしてくれ
君がこんな冷たい女だなんて聞いてない
そろそろ僕は行くね 気が変わったんだ
 
尻軽女みたいに”On The Road”を引用するんだ
この街の出口は曲がりくねってる
いい感じにフェアな それからキツくない女の子を見つけるよ
 
グラスを粉々にしたな
僕が出て行こうとした時 君は知的に見えたんだけどな
それからタバコの間違った側に火をつけてただろ
僕を病気持ちだって言ったな 君の目には後悔ばかり浮かんでいた
君は自分のサラダの写真を撮って ネットにアップしてたね
 
彼女は言った 「最近とても心配してるの
見た目だっておかしいし変な匂いもするし
それから あなたは今まで私を救ってるつもりだったんだろうけど 全然そんなことないよ」
 
君は雑誌で見る様な顔そのままだったけど
今はもう何処にでも居る子だ
ただ気が変わっただけだ
 
あたかも騙されてるみたいに感じてた
この街で愛を見つけることはもう無いんだろう
自分を憐んで車の中で泣いたんだ
ただ気が変わっただけだ
 
それから彼女は言った 「最近心配してるの
私たち相応しい恋人同士だったのに
何かがあなたから欠けていくのを」
芝居がかったみたいに言ってたでしょ「こうやって始めるんだって」
ただ気が変わっただけなんだ
 
ただ気が変わっただけなんだ
 
5. She’s American 
 
巨大な街
孤独を感じない作り物の幽霊
見てみろ アイツがおかしくなってしまった
ああなんて期待外れなんだ 残念だよ 僕が思うに アイツ死ぬね
そして彼女はうっとりしてしまう様な佇まいで踊ってる だから俺は自分のターンを待ち続けるつもりさ
僕は言った「すぐに人を好きになるなよ」って
「学ぶことは沢山あるわ」 彼女が言った
 
この街が好きなんだ 
でも緑がどんどん枯れてきて
なんだか悲しい気分なんだ
 
僕らの食欲が落ち着いていたり頭が良いからって
好かれるのなら 彼女はアメリカの子だ
もし彼女が僕の歯を矯正しなきゃって話してるんなら 彼女はアメリカの子だ
僕らがあまり食べなかったり 社会的には関係があるからって好かれるのなら 彼女はアメリカの子だ
もし彼女が僕の歯を治さなきゃって話してるんなら 彼女はアメリカの子だ
 
彼女は痛みを無くすためにしきりに寝かしつけようとする
カスタムメイドの神々しい銃を持ってるんだ あの子は しかも法律で許されたやつを
古き良き時代くらい昔みたいに電話をかけるんだね 
すぐ人を好きになるなよ
でも君はその女の子に恋してるよ
 
この街にはこれ以上水は無いけど
気をつけて 溺れない様に
君はこの街を理解したと思ってるから
 
僕らの食欲が落ち着いていたり頭がいいからって
好かれるのなら 彼女はアメリカの子だ
もし彼女が僕の歯を矯正しなきゃって話してるんなら 彼女はアメリカの子だ
僕らがあまり食べなかったり 社会的には関係があるからって好かれるのなら 彼女はアメリカの子だ
もし彼女が僕の歯を治さなきゃって話してるんなら 彼女はアメリカの子だ
 
ああ 君の顔は僕を捉えて離さない
でも頭はほんとイカれてる
君もそう思わない?
僕にただうなずき続ける ぼんやりしてる様に見えるな
 
僕らがあまり食べなかったり 社会的には関係があるからって好かれるのなら 彼女はアメリカの子だ
もし彼女が僕の歯を治さなきゃって話してるんなら 彼女はアメリカの子だ
 
僕らの食欲が落ち着いていたり頭がいいからって
好かれるのなら 彼女はアメリカの子だ
もし彼女が僕の歯を矯正しなきゃって話してるんなら 彼女はアメリカの子だ
僕らがあまり食べなかったり 社会的には関係があるからって好かれるのなら 彼女はアメリカの子だ
もし彼女が僕の歯を治さなきゃって話してるんなら 彼女はアメリカの子だ
 
6. If I Believe You
 
僕の中に神にしか満たせない空洞ができたんだ
それは何かに感染していて
一人でいる事が怖くなった 情けないんだ
 
それから寝返りを打って
気が動転したみたいだった
 
あなたを信じたら
この憂いは晴れるだろうか
あなたを必要だと言えたなら
僕にそうやって言って欲しいかい
傷ついて壊れそうだから救いを請うているんだ
(歌っても意味なんてないし)
神様 あんたに言っているんだ 姿を見せてくれ
 
一度か二度は会った事があるはずなんだ
でもそれは何だか心地良くて心が開放的だったからってだけ
僕に正気でいる事を教えるのは何よりも大切な事だろ それから僕は天啓を得た
 
僕はあなたの子になります そうあなたが望むなら
もし僕を創ったのがあなたなら僕を無神論者として創るべきじゃなかったな
でも僕はレズビアンのキスだし 神の福音を伝える人間だ
「地獄へ落ちたくなかったらそろそろこれを売り始めた方がいい」
 
あなたを信じたら
この憂いは晴れるだろうか
あなたを必要だと言えたなら
僕にそうやって言って欲しいかい
傷ついて壊れそうだから救いを請うているんだ
(歌っても意味なんてないし)
神様 あんたに言っているんだ 姿を見せてくれ
 
自分を見失ってしまったらどうやって見つければいい?
 
7. Please Be Naked
 
《instrumental》
 
8. Lostmyhead
 
彼は言った 気が動転してるんだって
あれが見えるかい
ベッドで寝ている時の胃の痛み
君は感じるかい
 
9. The Ballad Of Me And My Brain
 
僕はおかしくなってしまったと思うんだけど
そんな悲しいことか?
元々持ってなかった脳を失くすなんて
なんて残念な事なんだろう
 
ママが車をチェックしてたけど 
そんなに遠くに行ってはないはず
僕が電車に置きっぱなしにして出てきたか
もし貸したらバーに置いてきたかも
セイントベリーには有りそうだよね
女の子とイチャつきながら僕を待ってるんだろう
 
バスに飛び乗って僕の名前を告げて
誰か僕の脳を見たかと聞いてみた
最後に君の脳を見たのはそれが走り去っている所だ
「娘のローラの為にサインしてくれないか?」
あの娘は君を心から愛してるんだ
気に入らない奴だ
「ちょっと自分の脳を探さないといけないから!」
バスを降りると目が痛んだ
「探す気も失せたしもう期待しても無駄だ」
一日中苛々しながら探しまわって
「自分が脳だったら一体何処に行くだろう?」
 
あのナース 僕に言ってた
「痛いのはよく分かるよ」って
でも彼女は僕の脳についての手掛かりを一つも見つけられなかった
Oops I did it againがかかり始めた
脳のことは忘れて 自分の名前を思い出そう
 
10. Somebody Else
 
聞いたよ 別の恋人を見つけたんだって?
最初のうちは嘘だと思ったんだけど
僕の楽器は全部持っていくよ
残りの荷物は置いてく
 
君の体を求めてる訳じゃない
それでも君が他の奴と居るのを考えたくない
僕らの愛は冷め切って
君の心は他の誰かと絡み合ってる
僕が君を見つめている間
君は携帯を弄ってたよね
それから他の奴と何処かへ行ってしまった
違うんだ 君の体を求めてる訳じゃない
でも僕は君が他の奴とヤってるのを想像してしまう
 
君の体を求めてる訳じゃない
 
さあおいで (分かってる)
君と会えるのはこれで最後なんかじゃないよな
来てくれよ (分かってる)
君は言ったね 僕の代わりを見つけるんだって
 
信じないよ 君の中に受け入れたなんて
だって僕らはこれからもヤり続けるはずだっただろ
君の言ってることを信じ始めたよ
こういうのを乗り越えなきゃいけないって気づいたんだ
 
君の体を求めてる訳じゃない
それでも君が他の奴と居るのを考えたくない
僕らの愛は冷め切って
君の心は他の誰かと絡み合ってる
僕が君を見つめている間
君は携帯を弄ってたよね
それから他の奴と何処かへ行ってしまった
違うんだ 君の体を求めてる訳じゃない
でも僕は君が他の奴とヤってるのを想像してしまう
 
君の体を求めてる訳じゃない
 
愛する人を見つけた?
必要とする人を見つけただって?
そんなのクソ喰らえ 金を稼ぐんだ
僕の心は渡せない だって人は一人になれないから
 
11. Loving Someone
 
誰かを愛して
きっとそうするべきなんだ
誰かを愛して
きっとそうするべきなんだよ
 
心が教えてくれてる テレビが何も教えてくれないよって
でも誠実さの欠けた芸能人と居る僕をテレビは売り続けてる
子供に見せるくらいなら現状を維持していこう
重要なことは 次は誰が叩かれるかってこと
首を絞め続けて性の押し売りを進める
彼らを困惑させておいた方がいいのか
異性を欲しがらせるべきなのか
祖母の霊園の直ぐそばにある駐車場の
権利を奪われた若者の犯罪意識 
彼らは遅れてる訳じゃない
ただ知らなかったってだけ
だからさ
 
誰かを愛して
きっとそうするべきなんだ
誰かを愛して 
きっとそうするべきなんだよ
 
僕らだって人間なんだ 君と同じだ
だから色々と思うことはあるんだよ 
別に思い浮かばないからなんでもいいけど
人は一人にするべきじゃない
地上にいる方が安全なんだったら
僕らは船には乗らないだろうから
人の不安を利用し悲痛な思いを祈るヤブ医者
簡単な話だ きっと僕はただ疑い深すぎるってだけ
ギー・ドゥボールだって目を見張るような光景を必要としたんだ
わかるだろ
僕はギリシャ経済だ 小切手を現金に換えて
性を売るより 前進していかなくちゃ
だって僕は思うから
 
誰かを愛してって
きっとそうするべきなんだ
誰かを愛して 
きっとそうするべきなんだよ
 
僕はずっとずっと見ていたいんだ
ジャンパーを着て自転車で学校から帰る男の子たちを
昼下がりに秋の葉が降りかかる車を
彼女は教えようとしてくれてる
文化的な言語はどれほど重要なのか
シンプルなインターフェースは僕らを無関心に、弱くする
神を本当に理解してるかテストされたって
僕はどうせからっきしだよ
芸術とリアリティの二面性
僕らの生活とそれ自体を取り扱うことは
繋がりなんて全く感じられないから
アーティストを慰めたり好きにさせて
甘やかしてることに触れること
白い街の尖塔と曲がった屋根の間
あのオレンジ色が見える イングランドでしか見えないオレンジ色
それが一つの影になっている
君はそばにいないけど僕の心の中にいるよ
 
誰かを愛して
きっとそうするべきなんだ
誰かを愛して 
きっとそうするべきなんだよ
 
12. I like it when you sleep, for you are so beautiful yet so unaware of it
 
出て行く前に ライトを消しておいて
出て行く前に (行かないでくれ) ライトを消しておいて
出て行く前に (行かないでくれ) ライトを消しておいて
出て行く前に (行かないでくれ) ライトを消しておいて
 
13. The Sound
 
近くにいるとわかるんだ その音を知っているから
君の鼓動を
近くにいるとわかるんだ その音を知っているから
君の心臓の鳴る音を
 
信じられない 君の名前を忘れてたなんて
ああ また来てくれないかな?
彼女は言ってた
「あなたの靴と曲のセンスは好きじゃないけど
一緒に住んであげてもいいんだけど
最初は男らしいなと思ってたんだけど 
今ではそうでもないのかなと思ってる」
 
自惚れすぎだよ 君に愛してるとは言ったけど
もし嘘をついてたとしたらどうする?
後悔はしてないよ 君と別れられて嬉しいんだ
「わけわかんない」なんて言わないでくれよ
でもそうやって言うんだろうな
 
近くにいるとわかるんだ その音を知っているから
君の鼓動を
近くにいるとわかるんだ その音を知っているから
君の心臓の鳴る音を
 
別に仕返しのつもりで言ってるんじゃない 全部僕自身のことだよ
へつらって 予言者ぶって ソクラテス的でジャンキーみたいになりたいってさ
そこら中に身体が見えるんだ
シンプルな快楽主義的哲学だ
それから君が言うんだ 僕のことを普通の人間だって
どっちにしても違いが僕にも分からない
自分の心を守るために僕らは出て行ったのに
退屈してたり一人遊びが増えてくると僕に電話をかけるんだ
 
自惚れすぎだよ 君に愛してるとは言ったけど
もし嘘をついてたとしたらどうする?
後悔はしてないよ 君と別れられて嬉しいんだ
「わけわかんない」なんて言わないでくれよ
でもそうやって言うんだろうな
 
近くにいるとわかるんだ その音を知っているから
君の鼓動を
近くにいるとわかるんだ その音を知っているから
君の心臓の鳴る音を
 
14. This Must Be My Dream
 
携帯ばかり使ってる子供たちも人としてみる事にした
自分よりデカい声で話してるんだ
君の生活に自由が欠けてるのもわかってる
分かってるよ 僕の元を去って行くんだろ
 
その女の子の事を話してもいいかい
僕の人生を変えてくれた子なんだ
ちょっと独特な子で
直ぐに心を奪われたしまった
胸の鼓動を感じるのはなんで?
 
(これは夢なんだ)
君を見つける前には目は開いてた
(これは夢なんだ)
私もう待っていられない
(夢から起こして)
僕らには愛し合うに足るくらいの愛はある?
(これは夢なんだ)
これじゃ愛しあえない ずっと僕の周りを飛び回っているんだから
 
黙ってくれ もう恋人じゃないだろ
この恋が失敗したのは 君がそうして欲しかったから
まあ恋愛ではあったと思うけど 僕は何かの夢を見ていたって事にするよ
君が僕の隣に居たって代わりに
 
その女の子についてなんて話したっけ?
一つは僕の人生を変えてくれたって事だったよね?
気分が上がってるだろうけど もう分かっただろ 
お前の女はお前を脱がせることもしなければ 
鼓動にも耳をすましてくれなかったんだなって
 
(これは夢なんだ)
君を見つける前には目は開いてた
(これは夢なんだ)
私もう待っていられない
(夢から起こして)
僕らには愛し合うに足るくらいの愛はある?
(これは夢なんだ)
これじゃ愛しあえない ずっと僕の周りを飛び回っているんだから
 
15. Paris
 
彼女は声をかけてきた
僕に教えてくれたんだ
ソーホーに共通の友達が居るんだよって
 
彼女はなんだかめんどくさい奴だ
でも僕も女物の服なんか着て同じようなもんか
オーバードーズが服を着て歩いてる様に見えるよ 君を見てると」
 
タバコの箱の裏に間に合わせで地図を描いてくれたけど
彼女は上手く辿り着けなくて戻ってきたみたい
コカインが有り余ってる 気を紛らわしてくれるものなんて何もないのに
「どうせ僕は君らと君らのクスリの為に有り金全部はたいてしまうんだろうな」
 
ああ パリに戻りたくて仕方がないんだ
 
ちょっとだけクスリを頂戴
友達だろ?
僕って全然器用じゃないからまた彼女を置いて浮気しようとしてる
オーバードーズをみんなが称賛してる時
彼女が鼻に指を突っ込んでるのをチラッと見た
君がこの電車の行先を知ってるとは思わないな
友達がリスカしたからって君が出られなかったパーティがあったよね
政治的な性的密会だ
「私の恋人はニヒリストだと思うの」
僕は言った「残念だけど僕ら皆人生に意味なんて無いと思ってるよ」
 
ああ パリに戻りたくて仕方がないんだ
 
くそったれで居るのは辞めてくれ
「僕がどれだけ君を軽蔑してるか数えてもみなよ」
アイツらは雪の中の小汚い建物の様だ
君は僕の体調をいちいち監視してさ
僕に何もさせたくないのか 棚の奥にしまうみたいに
「君はいい子だと信じてたけど
それって僕が見てる時だけだったんだね」
それから彼女は指差した 高所得者向けの雑誌に載ってる夢を
「もう終わりだ 出て行くよ」
でも僕はベスナルグリーンに迎えに行ってた
それから彼女に言われたんだ
「あなた、ヘロインを美化しすぎじゃない?」
 
ああ パリに戻りたくて仕方がないんだ
 
16. Nana
 
また会えたらいいな
想像するんだ それが叶うのを
あなたが見れなかったことを話したいんだ
眠れぬ騎士が 白衣を着た大人が
あなたを救ってくれると信じてた
だけど彼らは助けてくれなかった 
だから貴女は死んでしまったんだね
 
もう会えないなんて嫌だ
頭を掻こうとしたら爪がなかった時の気分とはまるで違う
神様は居ないんだって思い知ったよ
四方八方からの無駄話
でもこうやって考えるのは好きなんだ
僕の声 時々は聞こえてたらなって
 
それから僕は父か母からか借りてたフリースに手を伸ばした
いつもあたたかくあろうとしてる あなたは太陽だから
 
あなたのベッドの縁に座ってたら
涙が溢れてきたんだ 言いたいこともあったのにさ
まだ爪は真っ赤に塗られてる
僕が72まで生きれたら あなたの半分くらいはかっこよくありたいな
 
ペンを取って 今夜は考えていよう
あなただけの為のメロディと詞を
思うんだ それだけが僕の気持ちを前に向けるやり方なんだって
 
僕の部屋で書いた このシンプルな歌
いつだってあなたと一緒に居るって思わせてくれる
観客のみんなも一緒に歌ってくれて
ほら やっぱりあなたはいつだってそこに居る
 
でも僕はあなたを喪ったんだ
あなたにはわかると思うんだ
僕が全然うまくやれてないって
 
17. She Lays Down
 
彼女は寝室で寝転がってる
薬ももう効き目がないみたい
頑張ってみても腰が痛いみたいで
おばあちゃんも死んでしまったしさ
それでもかあさんは自分の子供を愛してやるんだ
 
僕の茶髪さえも 母さんは触るのを怖がってた
何かしらの感情が出てくるのを欲してるんだ
贅沢を言ってるわけではないと思うんだけどな
それから僕が眠りについたら彼女は僕に隠れて涙を流す
 
彼女は怖かったんだ 僕を全然愛せないのが
しかめっ面で部屋着を着る
それから母さんは横になるんだ
 
僕らは飛行機に乗った 父さんに会いに行くために
母さんは願ってた 飛行機が落ちてしまうのを
単に痛みを和らげるために
海を越えて 地上を越えて
エンジンが故障して 壊れてしまった
僕には不満を言う理由も無いしね
最後には彼女はコカインを選んだ
でもそれも意味がなかったみたい
 
彼女は怖かったんだ 僕を全然愛せないのが
しかめっ面で部屋着を着る
それから母さんは横になるんだ